無限にあればね
こちらのつぶやきよりTwitter
富める者から貧しい者への再配分っていうと、金持ちは一方的に損するだけだからみんな逃げ出して終わる。みたいに言うけど逆なんだよね。金持ちにとって全ての富が自分に集まることはゲームエンドであって、その時点で金に価値なんて無くなる。ゲームをいつまでも続けていたいのは、本当は誰なのか?
このつぶやきには全面的に同意する。
こんな風に考えている富裕層は、すべての富が自分に集まるはずがないとでもおもっているか、もしくは富は無限にあるとでもおもっているということなんだろうな。
たとえば、世界中の人でじゃんけん大会をしたとする。
買った人が負けた人の財産を総取りできるというルールだ。
このルールでいけばそのうちすべての富は一人の人に収斂され、この大会はゲームオーバーになる。もしもいつまでもじゃんけん大会を続けたければ総取りした富を誰かに渡していくしかない。
このブログにも書いてきたことだが、だからこそ再分配することは富裕層にとって悪い話では全くないのだ。
などと書くと努力は報われるべきだなどと言われてしまうが、これについては大富豪みたいな国 - kodebuyaの日記で書いたとおりだ。
簡単な理屈だとは思うのだが中曽根政権以来の新自由主義プロパガンダは激烈でこのように書くと「社会主義」「共産主義」と非難される。しかし、再分配することは富豪にとってもメリットが大きい。
これのどこが「社会主義」や「共産主義」なんだ?