kodebuyaの日記

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安倍晋三の後悔

安倍晋三元首相が好き放題語っているようだ。
安倍元首相インタビュー、「在任中に靖国参拝すべきだった」「慰安婦謝罪発言はしていない」+(1/2ページ) - MSN産経ニュース

安倍氏は首相就任前は一貫してときの首相の靖国参拝を要請・支持してきた。首相退任後も毎年、参拝を続けているが、自らの在任中は「参拝する、しないは言わない」とする“あいまい戦術”をとっていた。

 その理由について安倍氏は「(小泉前政権時代に首脳交流が滞った)日中関係を安定的な関係に戻し、拉致問題や日本の国連安全保障理事会常任理事国入りへの支持を得るためだった。その上でしかるべきときに参拝しようと考えていた」と明かした。

 実際、当時の政府高官によると「安倍内閣時代はそれまでに比べ、中国は拉致問題に関してかなり詳細な情報を伝えてくるようになった。北朝鮮にも拉致問題解決を相当強く要求するようになった」とされる。

その一方で北朝鮮に対して強硬姿勢をとっていったおかげで拉致問題は1ミリも解決に向かって進んでいないようなんだがこれについては何も語らななかったようだ。

また、19年4月に米ワシントンで行われたブッシュ米大統領(当時)との会談で、大統領に慰安婦問題を「謝罪した」と報じられた問題に対し、「会談で慰安婦問題は全く出なかった。そもそも日本が米国に謝罪する筋合いの話ではない」と否定した。

 複数の元政府高官によるとブッシュ氏が正式会談前、安倍氏に米国産牛肉の輸入再開問題と慰安婦問題について「面倒だからこの二つは話したことにしておこう」と提案し、「話は数秒で終わった」(高官)。しかし、記者会見で慰安婦問題について問われたブッシュ氏は「首相の謝罪を受け入れる。大変思いやりのある率直な声明だ」と答えていた。

謝罪発言とは何だったか?
安倍晋三 - Wikipediaによれば

慰安婦」問題については存在しないとする立場を従来からとってきたことと、自民党有志でつくる「日本の前途と歴史教育を考える議員の会」による河野談話見直し発言[96] が一部マスコミの反発を招いた。2007年3月4日テレビ朝日の番組に出演した世耕弘成首相補佐官は、「河野談話を継承する」と発言[97] し鎮静化を図ったが、近隣アジア諸国を中心に非難が巻き起こった[98]。安倍はその後、慰安婦について日本の責任を認める発言を繰り返し[99]、2007年4月27日には海外メディアのインタビューに答えて、「極めて痛ましい状況に慰安婦の方々が強制的に置かれたことについて大変申し訳なく思う」(I feel deeply sorry that they were forced to be placed in such extremely painful situations.)、「私たちは、戦時下の環境において、そうした苦難や苦痛を受けることを強制された方々に責任を感じている」(We feel responsible for having forced these women to go through that hardship and pain as comfort women under the circumstances at the time.)とお詫びを表明した[100]。同日の日米首脳会談で、ブッシュ大統領との会談で「人間として、首相として、心から同情している。申し訳ない思いだ」と謝罪[101] した。しかし、欧米のマスコミからは「二枚舌」(Double Talk)と非難された[16]。第21回参議院議員通常選挙敗北直後の2007年7月31日、アメリカ下院で慰安婦非難決議が採択された。

だいたい、首相補佐官が「河野談話を継承する」と発言したことは謝罪以外の何物でもない。
安倍の指示なしにこの発言がなされたとでも言いたいのか。

安倍の話を読む限りでは、ブッシュが謝罪したことにすることでアメリカ国内の沈静化を図ろうとしたようにも見える。国内事情とはいえ、多少はブッシュとしては気配りを示したと言うことだろうし、そもそも首脳間の私的な話を自分の正当性を守るためだけに暴露することがいいのかどうか判断もつかないのか。本当にこの人間は政治家としてとして最低だと言わざるを得ない。
人の気持ちももわからない人間が首相をして外交の舞台に立ち、無様な退任後、今更何の非難もされない立場になってから気のあった新聞社・記者に向かって好き放題話している。これがこの人物の言う「美しい国」にすむ住民の姿のようだ。