kodebuyaの日記

労働問題が最近多くなった食レポブログです。

やしきたかじんが死んだ

いまさらだけれども、やしきたかじんが1月3日になくなったそうだ。
晩年は大阪であの市長の政治家転進や安倍晋三の復活の手助けをするなど、害毒ばかり垂れ流した男なのであえて冥福は祈らない。

癌を患って、復帰してまた休業してということだったが、昨年急遽結婚したという芸能ニュースを見たときに「もうすぐ死ぬんだな」と思ったが案外早く逝ってしまったということだ。

やしきの死を報道するマスコミにいわせると、
「浪速の視聴率男
「北新地の帝王」
「豪放」
ということらしいのだが、視聴率はともかくとしても後の2つは違うだろうと思う。

以前勤めていた会社の話だけれども、やしきの気を損ねたことがあって*1、一部始終(といってもたいしたことないけど)を当時同氏がやっていた大阪ローカルのラジオの深夜放送で面白おかしく言われてしまったことがあり、会社の上層部の判断で一気にやしきの言い分を通したことがあった。
そのときに思ったのは「こいつ小さい男」ということだった。
本当にやしきが豪放な男なら、いちいち電波に乗せるような話でもなかったことを乗せたのは「そもそも天下のやしきたかじんにこの仕打ちはないやろ」ということが「ネタとして面白い」し、「それをネタにする俺って豪放」と思わせたかったのかと思う。

豪遊も小心の裏返しに思えるし、最後の結婚も誰かに看取って欲しかったんだろうなと思え、イメージとは逆の姿が見えるような気がしてならない。

*1:詳細は言えないのでぼやけた話になってしまいますが