kodebuyaの日記

労働問題が最近多くなった食レポブログです。

「いいことしたから嘘でもいいじゃん」とはならないの?

どうして解散するんですか?
が騒ぎになっていることを知った。

どうやら子どものふりをして世間を騙したということなんだそうで、当の本人も事実を認め謝罪しているようだ。
疑問それ自体はまっとうなものだとは思うので、何も属性を偽ることなく堂々と聞けばいいのにと思うのだが、結果として嘘をつき、その嘘がばれた後の対応も稚拙だったこともあってネット界隈の怒りを買ってしまった模様だ。

件の人物のやったことは論外であることはもちろんだが、これを批判している人たちって「水伝」とか「親学」とか「江戸しぐさ」とか「殉愛」とか「震災のメール」とか「ハーバード大学図書館の朝」とか「金持ちと結婚したいの女へのJ.P.モルガン社長の返答」等々を批判しているのだろうか。
これらを「いい話だから設定の部分が嘘でもいいじゃん」と擁護しているのであれば、件の人物の行為は必ずしも否定できないと思うんだけれども。

件の人物の意図が「子どもという衣を纏うことで政治家にこの度の解散に対する意見を世間にわかりやすく伝えるようにさせたい」ということであるならば「政治家にこの度の解散に対する意見を世間にわかりやすく伝えるようにさせたい」という部分だけを取れば否定されるべき話ではなく「いいことしたんだから設定の部分が嘘でもいいじゃん」と擁護できてしまうんだが。

「いや、本人の衆院選出馬の布石だから、ステマだから問題だ」
それいえば「水伝」とか「親学」とか「江戸しぐさ」とか「殉愛」だって同じ穴の狢としか思えないんだが。

しかし、つまらないことをして現政権批判者に対する後弾を撃ってくれたなというのが正直な感想だ。