kodebuyaの日記

労働問題が最近多くなった食レポブログです。

成功した俺は救われる価値のある人間byブラマヨ吉田

フリーアナウンサーの長谷川坊じゃなかった長谷川某の暴言であるが、理事をしている団体からは梯子を外され、持っていたテレビレギュラーもいくつか降板する羽目になるなど、きっちり自分の発言に責任を取らされる羽目になっている。自己責任教の信者である同人にとっては望ましい決着になりそうでありご同慶の至りである。
同人の暴言(とても議論といえるものではないが)は、それ以外にも引用のルール違反というジャーナリストとしてのマナーもなっていないことも隠し味になっており、流石炎上芸人というべきものだったが、そんな中同人を擁護してプチ炎上しつつある芸人がいる。
togetter.com

一連のツィートは流石「ボケ」というべきもので、わけのわからない例えをして四方八方から突っ込まれ、それにプチギレしてさらにわけのわからない例えをするというものだ。

壁ド突いたら手の骨折れます、でもド突いちゃった。そいつにかかる医療費を、病気の方に回しませんか?って事じゃないの?

いや、健康保険でもこのように故意に怪我をしたものについての医療費は100%自己負担になっている。吉田氏が思うほど保険制度は甘くはないのだ。

殺人の何?絶対違う。ずっと、未来永劫、いい医療を受けたいだけや。その為に保険がある。しかし金に限界があって、どう使いますか?って事や。熱い人らも、あまりにもしょうもない社会ならもう金あんねやから一抜けするぞ?逃がしたらあかん。

これって要するに麻生太郎の「たらたら飲んで、食べて、何もしない人(=患者)の分の金(=医療費)を何で私が払うんだ。」という話と同じことであって、保険制度そのものの理解がない発言だ。吉田氏には「一人は万人のため、万人は一人のため」という言葉を贈りたい。

結局己頑張りもせず、ただただ甘え、何かあった時だけよろしくお願いいたします!それは無理や。通じない。破綻してんねん。登ろうとしろ。そしてその時ケガしたらみんなで助け合おう。それだけの事。

先天性の難病患者や、発症原因もわからない難病患者にどうしろというのか?努力しなければ救わないぞと言いたいらしいが、その「努力」とやらは誰がどんな基準で決めるのか?結局結果責任だけを問われることになるのではないのか?

富士山の8合目にTシャツで震えてる奴いたら「こいつ凄いな」と「こいつアホなんかな」が半々や。それが何やねんな?笑

なんだ自己責任教の人か。みんなで登ろうとかなんとか言いながら、おちこぼれたりする人間は救う気がないのね。

俺だって自堕落な暮らししてるから将来病気確定っぽい。でも絶対診てもらう。ただ同じ事を何度も何度も、何回も繰り返し、挙げくに医者に掴みかかる人。それってどうなん?って問題提言と読んだ。それを「殺せ」とショー的に言って失敗。

腎不全患者のだれが医者につかみかかっているのだろうか?くだんの記事を読んでそんな問題提言とはとても思えなかったが?
自堕落な生活をしている自分は医者にかかるなというのが、くだんの記事の趣旨で、それを問題提起としている割にはなんで「将来病気確定っぽい。でも絶対診てもらう。」となるのか?自堕落な自分の自己責任なので「皆様の限られたリソースを使うわけにはいかない」というべきなのではないか?論理が破たんしている。

いかにも「今後の社会を考えようぜ」と主張しているようだが、一連のツィートを読む限り、「俺はお笑いという実力至上主義で金を稼いだ。だから、俺はセーフティネットを使う価値のある人間だ。お前等実績もないのに知ったかぶりをするな、利いた風なことをいうな。」というのが、この男のお考えらしい。もちろん「言論の自由」だから、そのような考えを認めないというつもりはない。
ただし、努力できたのも周囲の協力があってこそで、その中には社会保障制度が曲がりなりにも機能していたことも大きい。そしてその社会保障制度は空気のようなもので、普段は意識しないものだということを理解してほしいとだけ思う。