kodebuyaの日記

労働問題が最近多くなった食レポブログです。

相変わらず日本維新の怪を率いる橋下徹だが、相変わらず選挙の票につながりそうもないことをがなり立てていることをこちらの記事で知った。
橋下氏が記者攻撃/聴衆から「ファシズム」の声/大阪・街頭演説
以下引用

慰安婦」暴言に開き直る日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長が15日、大阪府の寝屋川市駅前の街頭演説で、特定新聞社の記者を手で示しながら非難し、数百人の熱心な支持者らの拍手で周囲は異様な雰囲気に包まれました。

 橋下氏は「慰安婦制度は必要だった」など一連の暴言について、いくら言い訳してもその言い訳も含めて批判されているのに「そこに朝日新聞記者がいるけど、『朝日』や『毎日』の新聞や、その他のテレビが『大誤報』をやってくれたおかげだ」と責任を転嫁。「そのバス停にいる人が名前は言わないけど朝日新聞の記者」と述べ、繰り返し手で示して聴衆をあおりました。

 自身の執拗(しつよう)な記者攻撃と、熱心な聴衆の反応をまずいと思ったのか最後には「記者個人をあんまりいじめないでくださいね。これをやったらおかしな世の中になっちゃうんで…」などと発言しました。
(以下省略)

この記事を読んで思ったこと。

  • 橋下は未だに大阪では一定の支持がある。
  • 嘘も百回言えば本当になるをもしかして地でいこうとしているのではないか。
  • 選挙より自分が大事なのは橋下らしい態度だ。

最後については少し言葉を足しておくけれども、
よく弁護士とヤクザは「顔で商売する」といわれていて、メンツが潰されるようなことがあると商売がやりにくくなるという。

参院選の雌雄は選挙前から決していて、それは橋下も大阪府知事の松井一郎も十分認識していて、だからこそ勝敗ラインを現有議席維持前後まで下げた*1訳だが、とはいえ橋下の人気に陰りが出たと言われてしまうことは免れない。
そこで元、じゃなかった現役弁護士の橋下としては今後の*2活動に影響が出ることを恐れ、責任を「大誤報」をしたマスコミになすりつけ、具体的な大衆の非難の矛先を現場に取材していた記者に向けることでうやむやにしようとしているのだろう。

しかしもし記者が橋下に煽られた大衆に怪我でもさせられたらどう責任取る気だったんだろうね。まぁ光市の親子殺人事件で被告人弁護団の懲戒請求を煽ったときの態度からして容易に予想はつくが*3

*1:http://blogos.com/article/65991/

*2:政治活動に限った話じゃない

*3:懲戒事件の顛末についてはhttp://sokonisonnzaisuru.blog23.fc2.com/blog-entry-1451.htmlが詳しい